「かっぱの湯」伝説
貞観四年、今から一千百余年の昔、円仁慈覚大師が恐山を開山した後、この地に向かいました。
途中で日が暮れ、道に迷った大師は足を踏みはずして大怪我をしてしまいました。
河原で身体を休め困っていたところ大きなフキの葉っぱをかぶった河童が現れ、大師を運び去りました。
翌朝、目をさました大師は、大きなフキの葉っぱに包まれ、この湯に入っていたのです。
身体の痛みはすっかり消え、元の元気な姿に返っていました。
以来「河童の湯」と名付けられました。満月の夜には、大きなフキの葉っぱをかぶった年老いた河童が、
あし笛を鳴らして踊る姿が見られるかもしれません。
2008年秋カッパの湯のある奥薬研温泉へ
奥薬研温泉
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